2009年08月のアーカイブ

哀愁


チャーリーブラウン

ポパイ

誰?


Smurf(スマーフェット)

洗濯用の洗剤の『Woolite』の気の効いた広告。

著作権をどのように処理したのかわからないが、
洗剤の広告なだけに、キャラクター本人を起用せず、
その衣装を前面に出すというアイデアは圧巻。

それにしても衣装だけでキャラクターがわかるというのは、
凄い浸透性だね。

生活臭のあまりない彼等キャラクターの
人間性が創造出来てしまうのも面白い。
どことなく哀愁が漂って見える。
特にチャーリー。。。。

服を乾かしている間のキャラクターって
どんな格好をしてるのかな?

果たしてQちゃんだったらどうなっちゃうのかな?

『Stripper』

土曜日も日曜日も関係無く、
1年365日朝から晩まで世界中の観光客で賑わう
『参道』に産まれおちたため、
子供の頃から経験だけは『ませガキ』だった。

子供の頃の楽しみの1つに『おやつTime』がある。
一般的におやつというのはスナック菓子や甘い食べ物で、
学校帰りに近所の『駄菓子屋』でそれらを購入する(コンビニがなかった)
またそれ自体が子供達にとって最大のコミュニティポイントだったりもした。

しかし我々『参道組』のコミュニティポイントは、
全国の観光地に必ずコバンザメのように張り付いている
『テキ屋』がそれにあたり、おやつ=甘いものではなく、イカやトウモロコシ
ちくわに醤油を塗って焼いただけのものだった。(素朴)

よって子供の頃から甘いものにはほとんど興味はなく、
おかし=大人の酒飲みが食らう、
『アテ』『肴』のようなものが好物であった。(ませガキ?)

串刺しされたイカやちくわはまだ良いのだが、
トウモロコシだけは、貪った後はプルプルのほっぺたや
指先が醤油まみれでベトベトになるし、
歯に詰まるなどで、けっこう食べ難かった。
まぁあの頃は何も気にせず、
指先等も犬のように『ペロペロ』していたが、、、、(素朴2)

今日紹介するのは、
そんなトウモロコシ大好き人間に贈るプロダクトデザイン

『OXO Good Grips Corn Stripper』
デザインはTODA Industrial Design

その名のごとくトウモロコシが
綺麗さっぱりスッキリ美しく、ストリップされてしまう。

一見マウスのようなフォルムだが、
人間工学的にグリップ感を研究しデザインされている。

洗う事も考えパーツがそれぞれ分解出来るため、
衛生面からしてもよく考えられた構造で、
刃はステンレス製のため錆びないようだ。

しかし実際この商品はトウモロコシだけにしか使い道が無い。
しかも、実を剥ぎ取るだけの目的だ。

よって買うかどうか、頻繁に使うかどうか考えてしまいがちで、
購入までに時間がかかる商品かもしれない。(ギフト向き?)

機能追求型商品の多くは、多機能という性格を搭載しているため、
デザインが無骨だったり、男っぽすぎたりとなんだか
『後付け』なデザインワークが見えてしまう。

たとえ1つの目的にしか使用出来ないモノなのかもしれないが、
それら機能とデザインがしっかり握手しているようなデザインワークや
コンセプトメイクを自分は大切にしている。

また、そのデザインが宿す『不器用な性格』にも愛着が産まれ、
心を動かされたりもする。(素朴3)
デザインってそんな事じゃないかな?

昔、何の映画だったか忘れたが(確かアメリカ映画だったと思う)
不器用で全くモテない&自信がない、
かつ、メタボではげちゃった中年男が、
悪友達との懸けに負け、罰ゲームでカツラを着け酒場に向かい、
その看板娘(ストリップダンサー)を口説くというシーンがあった。

看板娘と良いところまで盛り上がったところで、
突然悪友にその『ズラ』をはがされてしまう。

そこで彼女が優しくも笑顔で男に一言

『あらっあなたもストリッパーだったの』

って実に完璧な言い回し!
彼はその一言がきっかけで、
吹っ切れたようにコンプレックスを脱ぎ捨てる。。。

Corn Stripperって言うネーミングも、
そんな言い回しに似ていて、
デザイナーのセンスの良さを感じさせてくれるよ。

何の疑いも無い潤んだ瞳


『團蝶』

かたっぽだけ黒い斑点柄のフレンチブルのパイド。

まぎれも無い大切な自分の家族。
彼女も『また』先に次の星へ旅立っちゃったけど、
出来れば自分も次の旅は、
彼女の星でまた彼女との生活を共にしたいと強く望んでいる。

彼女は知人で『ハナデカ』を最初に考案された写真家の元で
いわゆるモデル犬として活躍していた。
(今でも幼少の頃の彼女の素材が
カレンダーやポスターとなって発売されているので
街で見かけては、どことなく切なくなってしまうのだ)

彼女は産まれて間もなく、仲間の幼犬達が
相次いで病気で亡くなってしまったため
彼女自身に発病の恐れがあり、
2度目のワクチンが打てずに生後約8ヶ月近く
人間や他の生き物とは接触を避け、
ほとんど隔離された生活を送っていた。

よって自分との共同生活が始まる頃には
極端に臆病で、直ぐに吠え自分を見失い易かった。

有名な調教師に約2年程毎朝一緒にトレーニングを続けたが
なかなか頑固者で、後半はこれも良しと考え、
吠えるのは、必至で周囲から自分を守ってくれているんだと感じるようにし、
その個性と上手く付き合うように生活や考え方を変えた。(学んだ)
結果として彼女は自分に対し『何の疑いも無い潤んだ瞳』で、
幸せな場面を抱えきれない程一杯プレゼントしてくれた。
ありがとう團蝶!

ある日、トレーニング中にその調教師に
忠犬ハチ公の裏話を聞いた。

主人の死後も毎日渋谷駅に現れる本当の理由は
駅前の屋台の焼き鳥屋から貰えるエサが目当てだったというのだ。

その話しが本当かどうかはわからないが、
それが今ではあの『リチャード・ギア』まで引っ張り出し
『HACHI 約束の犬』という映画まで上映される事となっている。
ハチ公恐るべし!
個人的には『焼き鳥屋説』が真実であって欲しい。
勝手に人が美化し、ハリウッド化しているが
『焼き鳥屋説』は本能っぽくって犬らしい、
かなり良いねハチ公、映画より相当好きだねこの話しは。

さて前段が長くなってしまったが、
今日紹介するのは漫画家村上たかし氏の『星守る犬』。

普段漫画は全く手にする機会が無いが、
この本はヤバい。

犬との共同生活を経験した人ならわかると思うが
犬との信頼関係が一度成立されると、
その後は彼等はやはり『何の疑いも無い潤んだ瞳』で
こっちを見つめてくれる。
ヤバい。
まったく言葉なんて必要なくなるよ。
そういう要素が本当に上手に表現されていて、
かなりお勧めです。
内容については触れないが自分は相当泣かされた。(笑)
かなり團蝶を創造したよ。
生命や絆って美しいな。

星守る犬という言葉は、 犬が星を物欲しげに見続けている姿から、
『手に入らないものを求める人を表す』との事。
自分の哲学だが、
生涯先生ではなく生徒として生きると考えている自分にとっては、
『満足』や『成功』って言葉は無い。
全く自分も『星守る犬』だ。
ギア様もこっちに出演した方が良かったんじゃないの?

Maison Martin Margiela Mahjong Set

今でも中国のローカルに行くと、
ジャケットの左袖口付近に、
『カシミヤ』『100%ウール』
と描かれた生地タグを付けたままで
着用している男性を良く見かける。
(昔、日本にもそのテの人種は多かったが今では見事に絶滅した)

ブランドタグの4角をしつけ糸で止め、
たとえ自身のブランドであっても
それすら直ぐに取り外して下さいと言わんとする、
『アンチモード』を貫くデザイナー

『Martin Margiela』(マルタン・マルジェラ)

ブランドタグで服を選ぶのではなく、
直感の先にそれらがあるのでは?と問いかけているような
独特の世界観(思想)の持ち主。

以前、Blogでウォーホルの『発信する側には意味なんてなく、
受け手側がどう感じるかが重要』と記述したように、
マルジェラもウォーホルと同じ種類の人間だと感じる。

薄っぺらくて実に平面的、
シンプルであり特徴を消した事が最大の特徴のラインナップは、
1998年 にエルメスのプレタポルテのデザイナーに就任した際は、
あの老舗職人の世界観を、どのように消化するのか楽しみだった。

棒っ切れのようなガリガリのモデルに、
大きく首元からタテにカットされただけの
直線的なシルエットのニットには、
思わず息をのんだ事を覚えている。実に素晴らしかった。

そのマルジェラが発表した最新のプロダクト?デザインが
何と『麻雀』
その思想はしっかり活かされていて、
シンプルな白の世界に、墨黒で柄が描かれているだけ。

実にカッコいい。中国市場進出を狙ってか、
戦略か迎合か理由はわからない(どうでも良い)が
スタイリッシュな『麻雀』の完成だ。

どうせなら煙にまみれたヤニの世界の雀荘も
この牌が似合う世界観にデザインされていたらな魅力的なのにな。

ボケ防止のためにそろそろ学ぼうかな。。。。

ファンタジー号


エアーバルーンラリー

二年に一度フランス『Chambley空軍基地』で開催で開催される
世界で最も国際的で優雅なバルーニングイベント!
『The Lorraine Mondial Air Balloon Rally』

1989年から始まりまったこのイベントは、
当初は地域の観光旅行を促進する目的で行われた。

今回世界中から集まった気球の数は329個で、
その気球が一斉に大空に向けて離陸した。

面白いもので1個だけの気球を見つめていると、
時間を忘れ、印象深く哀愁にも浸れるが、
これだけの数となると真逆で、『圧巻』『圧倒』
また『タイムレース』的な不思議な感覚が生まれる。

そう言えば15、6年前、お茶の間を賑わした、
元ピアノ調律師の鈴木嘉和氏こと、『風船おじさん』はどうなったんだろうな?

彼は幾度の事業失敗で、借金まみれとなり、
その“風船冒険”が成功すれば、
『CM料で借金が返済できる』と言い残し、周囲の反対を押し切って、
一人アメリカネバダ州サンド・マウンテンを目指した。

一方でその冒険の動機は、
島根県邇摩郡仁摩町(現大田市)にある、
『鳴き砂保護を訴えるため』だったとも言われている。

『借金返済』と『鳴き砂保護』

全く異なる動機(理由)。
だが、真相は別にどうでも良い。

何れにしても手段に『風船冒険』を選んだのは、
アーティスト級の発想?だ。なかなか出来ないな。

彼の乗込んだ船の名は『ファンタジー号』
今となっては哀愁漂う、何処か切ないサウンドに聞こえてしまう。

大空に1匹?まさに哀愁漂う気球もアップしておくので、
ストレスや疲れている方がいれば、
これを見て癒されてね。


いつかゆったりと大地から離れてみたいものだ。

『あの日』

『あの日を忘れたとき、再びあの日が繰り返される』

昨日

巨大なキノコ雲と粘り気のある大粒の黒い雨が降り注いで、
64回目となる『あの日』(ヒロシマ原爆投下の日)を迎えた。

人類史上で決して忘れてはならない日。

すでに被爆生存者の70%が亡くなり、
『再びあの日が繰り返される』事が無いように
今後の被爆体験の継承をどのように行っていくかが
大きな課題となっている。

数年前、継承する1つの手段として『ヒロシマ・グラウンド・ゼロ』
(爆心地の被爆前の姿を3DCG技術を用いて映像及び、復元化する)
というプロジェクトが、広島県内の産学官で構成し誕生した。

復元には実に3年の歳月をかけ、
被爆直前に米軍が撮影した航空写真、
被爆生存者の聞き取り調査、
現存の写真資料などから復元する建物の再現設計を完了させたらしい。

ここで注目したい点が2つある。

1、『戦争を知らないCG技術達』が、
  『あの日を知る被爆者達』とのヒアリングを繰り返す事で
  CGという現代のテクノロジーを通して、
  このような新しいコミュニケーションを生んだという事実。
  これはテクノロジーの可能性を広げた。
  
2、原爆炸裂の瞬間と、直下の町の破壊消滅の様子も
  3DCGでリアルに再現した。
  当時平穏であった人々の日常を、
  一瞬で奪い去る『原爆の非人間性』を浮かび上がらせ、
  映像から伝わるリアルな被爆体験の継承が
  『再びあの日が繰り返される』事が無いように
  警鐘を打ち鳴らす事となる。

知っている日本人は少ないかもしれないが、
その広島に原爆を投下した、
米軍機B29『エノラ・ゲイ』関連のグッズが、
米バージニア州のスミソニアン航空宇宙博物館別館の
ミュージアムショップで販売されている。

同機も2003年に完全復元し、ここでの永久展示が決まり、
土産品として『エノラ・ゲイ』のプリントされた
Tシャツやマグカップなどが販売されており、
これらが商業利用されている。

これを聞いてどう思う?

ここでの収益が核廃絶運動に活かされている等の
明確なそのコンセプトと事実を知るまではなんとも言えないが、
それらが半端な良い訳であれば、絶対に許す事は出来ない。
広島にオバマをという声も高まっているが、
いつ実現するかわからない日を待つのであれば、
先ず、公にこのような事実にメスを入れて欲しい。

日本は小さな島国だが、
人類史上大きな体験をした国である。

今回の『ヒロシマ・グラウンド・ゼロ』のような
現実感のある映像復元モデルは、
日本が出来る、日本にしか出来ない史実と技術の融合であって
それらを盾に、世界平和活動や
変わりゆく自然環境破壊の現状に警鐘を鳴らす要素となって欲しい。



あの日の少し前。

Sponsorshipって?

『ミスコン』

なんだか今年のミス・ユニバース日本代表の
宮坂絵美里が着用する衣装のお陰で、
彼女のブログが炎上したらしい。

『ダサい』

それは下着が見える長さの黒皮の着物に、
ピンクのガーターベルトという衣装に、
『下品だ』
『売春婦のようだ』
『羞恥心の無さにがっかりだ』との批判が殺到し、
正式発表では『衣装製作において素材協力を頂いた関連企業様より、
スタイリングの修正に関するご要望を頂きました。』
との事でデザインを見直すことになったとの事。

『ダサい』

世論が騒ぎ立てたのを見て、
プロのディレクターに対し、
素人のスポンサーが今更『意見する』(圧をかける)なんて
実に『ダサい』し恥ずかしい。

何もわかっていない一般人はともかく、
スポンサーとなったたわけだから、
そこは先ず応援でしょう。

企業もこの不景気の中でスポンサーになるわけだから、
スポンサー契約をするか否かの判断基準の1つに
ディレクターのイネス・リグロンに対する
実績を評価したから締結したのではないのか?

彼女は2003年の宮崎京(世界大会第5位)、
06年の知花くらら(世界大会第2位)、
07年には森理世が世界大会第1位、
実に48年ぶりに日本発のミス・ユニバースを生み出したわけで、
特に06年の大会の『民族衣装部門』で日本が一位をとった時の
知花くららの衣装も、両サイドと太ももを露出した、
ガーターベルト付き甲冑!(実績有り)
それで一位とっちゃったんだから、
次はもっと『インパクトが有る物を』って考えるでしょう。

ちなみに自分たち家族を『ポイっ』て見捨てた親父の筋は
京都のみならず、日本を代表する着物にまつわる由緒ある家系で(笑)、
それ故ガキの頃から着物文化に関しては、
人並みよりかは少し詳しい(良くも悪くも)。

その目線からすると、今回騒動となった衣装は、
キモノであって着物ではない。
ミス・ユニバース日本代表のディレクターが、
フランス人のイネスに就任した時点で
日本文化目線の着物が、世界目線でキモノと変化しても
何もおかしい事ではなく、そこに固執する理由がさっぱり理解できない。

どう見たってその柄『キツイだろっ』という着物なんて、
国内でも山のように発表されているよ。

その点、角界を取り巻く文化はご立派!

公正な立場のNHKなので、詳細は写せず充分に広告に対する
費用対効果が得られているかわからないにも関わらず、
全くそんな事問題にせずに『御ひいき』の力士達に、
高額の化粧回しを『ポンっ』てプレゼントしちゃうスポンサー達ってのは、

『カッコいい』

力士も力士で頂戴した化粧回しを
自分の好み関係なく堂々と身につける姿は立派。
彼等も人間であって若者であり年頃。
中には『俺にこれ?』って思いたくなるモノであっても、
全くモンダイナイヨ!

『カッコいい』

琴欧州の化粧まわしはブルガリアヨーグルトで有名だけど、
千代大海の化粧まわしは股間に大きなナマズ(ドジョウ?)1匹(何故に?)
豊ノ島に関しては星入りのクジラ!(ヤルな)
角界大麻汚染で話題になっちゃった露鵬は、
ボリショイサーカスがスポンサーで、その柄は熊ちゃん2匹。(。。。)
その後アエロフロートがスポンサーの時は飛行機が飛んでいたし、
あのアトムを付けていた力士だっている。
多分まだバニーガール系は無いけど、
その時に角界の太っ腹ってのを見せつけて欲しい。

Sponsorshipという言葉が有るように、
それは後援者であり、
つまりは後ろ盾や便宜を図ったりして援助することを意味する。
その志が無い、覚悟が出来ないのなら金を出すなだし、
金をもらうなだと感じる。

『自然(無心)の行動』は果たして重罪か?

大国米国のプライドを傷つけた?男がいる。
『史上最大の軍事ハッキング』

先日、英高等法院(High Court of Justice)は、
2001年〜02年にかけて、米軍やNASAなどの
米政府機関の97台のコンピューターに不正侵入したとされる英国人
Gary McKinnon(ゲーリー・マッキノン)が、
米国に引き渡すという決定を取り消すよう求めていた訴えを退けた。
米国政府側は『ヤッター』だろう。

これにより、今後米国の恐ろしい連邦刑務所内で、
彼は約70年という『永い距離』をそこで歩む事となる。
現在42歳なので、『恩赦』など『特別な例外』がない限り
出所は100歳を越える。

興味深い事は、彼はあのスティーブン・スピルバーグも
その診断を受けていると言われている、
『アスペルガー症候群』である点だ。

アスペルガー症候群とは、
高い知能と社交能力の低さを併せ持つと言われ、
大きくは、独自的な事項に興味を抱くと、ブレーキが利かなくなる。
その興味の強さ(執着心?)は『異常』で
対象の多くは、コンピューター、数学、天文学、
地理、恐竜、UFO等。

マッキノンもそのハッキング理由に
『地球外生命体が実在するという証拠を探していただけ』と語っている。

本心だったとしたらなんだか胸がイタい。
それは彼の公表されているあどけない表情がそう感じさせる。

たとえいかなる理由があろうと、
他人の情報を無断に覗き込むような行為は決して許される事ではない。

しかし彼は『アスペルガー症候群』であり、
実際その情報を盗んだりせず、答えを探した行為と、
乗り込んだ先に証拠という『旗』を掲げただけ。

確信犯というより、その病気特有の『自然の行動』。

病気など関係なく、身柄を英国から米国に引き渡し、
70年という『罪の長さ』の適用が果たしてまともなのか?

彼はその後の報告で
『米軍のシステムは、外部のハッカーに対して無防備』
『セキュリティの存在すらなかった』と発表している。
実際旗を掲げられ、これらの言動が大国のプライドに障ったのか?
その頭脳を手に入れたいだけなのか?

神の聖域のエベレストやマウント富士へ、
あり得ない程のゴミを捨てながら
登頂し旗を掲げた人間が英雄なのか?

宇宙ゴミを大気圏に撒き散らし、
将来人類は地球から出られなくなるのではないかと言われ、
それでも月に旗を掲げたといい張る事が、
本当に素晴らしい事なのか?

いったいそれらの行為は『自然』『必然』なのか?

不自然に人間が作ったルールや壁を、
運命的に病を持たされた人間の『自然(無心)の行動』によって
乗り越えたことが終身刑なのか?

コンピューターの歴史は浅くて、
日々猛スピードで進化し続けている。
法の規制が後追いだ。

これから老いぼれ、認知症になって行く自分が
時代の機械を中途半端に使う事で、
無意識のうちに後付けされたルールを犯し、
気が付けば『永い距離』を歩かさせられている事だって
無いとは言えない。