2011年07月のアーカイブ

スペース

先日暑く焼けた沖縄の街を
僕の心の恩人が運転してくれる車で走っていた

そこで気がついたんだ、いつもと異なる光景を

品川ナンバーのプレートが目に飛び込んでいた
それ以外にも他県のナンバーも実に多いこと。。。。
あきらかにここ3ヶ月弱でその景色は変わった
以前は観光客用の『わ』や米軍関連で働く方々の『Y』が
目にとまっていたが、今は異なる

聞けばその恩人の経営するお店にも
東京からのタレントやアーティストが目立つようになったと
その店のターゲット層は観光客ではなく
地元住民がそのほとんどを占める
よって観光客が通う場所にその店はない
そこに通うという事は
やはり移住者が増えたと想像出来る

沖縄という福島から離れたそのスペースも
決して大気汚染からは逃れられないのだが(世界中が汚染されている)
口にする水や食物の安全性を考えると
特には小さな世界の宝『子供達』を抱える親は
そのスペースに移住出来るものならする!という選択肢は
決して間違えではないと感じる
*彼等には、郷に入りては郷に従いながら
また尊重しながら地元のルールの中で
新しく彼等に本当の意味でリスペクとされる文化の共有を願うが。。。。

東京では、葉もの野菜に手を出し難く
産地も確認しながら購入する画が以前より増した気がする

またさらに汚染疑いの牛が1485頭に広がったと報道され
マーケットの牛肉は値下がり売れ残る
その命を勝手に無駄にしている。。。。

日本の食の安全は自らの手によって既に過去のものとなる中で 
最後の砦がその『沖縄の地』だと感じている
多くの国民もそのように考えてもいるだろうし
移住者が増加している事からも理解出来る
しかしその沖縄までも自らの手で神話を破壊しようとしている

『汚泥肥料沖縄県内受け入れ』についてだ

残念ながらNYにいる間にこんな事が
日本政府内で決められ既に流通されていたとは
今朝まで知らなかった
沖縄の正義を持った小さな愛の悲痛な叫びを耳にするまでまったく。。。。

放射能汚染された汚泥を、評価基準値を勝手に上げた
無理矢理の安全?のOKを下し
肥料材料として流通を認めたと。。。。

これは完全な土壌汚染で
セシウムが付着した『わら』を食べた牛の話しどころではない
この国全体の土壌が犯される
『農薬の話しがどうの』の次元ではなくなった
人類が未経験のこの危機に更に何をするんだろうか
『全員一丸となって』ていうこの国の特性を利用していないか?

線量の高い地域でも米の作付けが例年通りに行われているらしく
秋には収穫。もしそれらが線量が高いとなると、備蓄米と混ぜ合わせ
基準値を下回るものにして全国へ出荷するのだとか。。。。

殻のついた雑穀米や玄米を食べるなら
いっその事白米の方が健康被害が少ないのだとか
本当だとしたら参ったね

そうなれば仕入れルートが見えない外食なんて
増々恐ろしくて出来ないよ

内需拡大!今こそ経済をまわせ!
消費する事に反対してられないなんて訴えて来たけれど
その環境がついて来れないなら
僕のその言葉は内部被爆を推進する事に加担してしまうのかもしれない
本当に困ったもんだ

せめて最後の砦の沖縄の土壌を僕等の手で守り
その恩恵を市場に回す
風評被害に左右され易い観光資源だけではない
新しい産業の安定にも沖縄にとっては有効だし
既に一部の農家の方々も沖縄に移住されて来られ
彼等の技術とその土地自体が合うかは分からないが
相乗効果が何らかしら有るのだとすれば
農業の廃業ではなく技術の継承のためにも
その安心出来るスペース(場所)を提供する事も大切だと感じます

そのためにも先ずは土壌を守らなければ

以下
今朝僕が沖縄のトモダチに送ったメールを添えます
良かったら賛同下さい
そしてあなたの力を貸して下さい
未来の子供達のために、そのスペースを守りたい

BCCで失礼致します。
こちらのメールは、沖縄県で私多和田 アザミと名刺交換させて頂いた方にお送りしています。

皆様お元気ですか?先日一旦帰国致しました。

さて、本日は皆様にご賛同のお願いがあり、ご連絡させて頂きました。
メールにて失礼します。

既にご存知だとは思いますが、
深刻な話しだけに誰かがやってくれるではなく
自ら動かねばと感じ、行動に出た次第です。

以下『放射能防御プロジェクト沖縄支部』さんからのブログより転載させて頂きます。
一読お願い申し上げます。

汚泥肥料沖縄県内受け入れ拒否を求める署名

沖縄に放射能汚泥はいらない!

放射性物質を含むおそれのある汚泥肥料の沖縄県内での流通を止めるよう、仲井眞知事に求める署名が始まりました。みなさん、ご参加ください!

※ 署名用紙を置いてくださっているお店のリストを末尾に加えました。そこで署名できます。また署名用紙を受け取って持って帰れます。

※ A4サイズの署名用紙を FAX でお送りします。

汚泥肥料県内受け入れ拒否を求める署名(署名申し入れ文)

原子力災害対策本部は、六月十六日、放射能汚染された上下水道や集落排水の汚泥について、これを関係府省が安全性を評価した上で利用しても良いとする通達を出しました。これを受けて、六月二十四日、農林水産省は、放射能汚染の進む十五都県の下水道処理場の汚泥について、放射性セシウム一キログラムあたり二百ベクレル以下を基準に肥料材料として流通を認める通達を出しました。

これは、微量の放射性物質からも引き起こされる低線量内部被曝障害の危険を無視した誤った決定です。さらには、広範囲で検出されているストロンチウムなどのさらに深刻な被曝障害をもたらす放射性物質核種がこの検査基準には含まれていません。一旦安全基準が示されたことによってすべての汚泥肥料に放射性物質が混入する可能性が生まれました。

汚泥肥料により、沖縄の大地と水が未来永劫にわたって放射能汚染され、食べ物と飲み水から、県民、特に幼い子どもや妊婦やこれから子どもをつくる青年が被曝していくことを、私たちは絶対にゆるすことができません。肥料取締法三十条にある肥料販売業者に対する立ち入り検査、収去に関する都道府県知事の権限、義務に基づき、汚泥肥料の県内流通を止めるよう求めます。

沖縄県知事 仲井眞 弘多 殿       
沖縄県民、賛同者有志

締め切りは7月30日(土)
問題の汚泥肥料の流通が早まる可能性を考えて短期間で取りまとめます。

目標は1万筆以上
多くの方のご協力が必要です。署名用紙配布・回収などのボランティアとしてご参加くださる方は、担当者、吉田明彦 ( 電話 090-9692-0921, E-mail :keziahjp@hotmail.co.jp )にご連絡ください。

署名用紙の入手方法
①下記リンクからダウンロードして印刷してください。A4の両面印刷様式です(10人用)
表面 http://image01.wiki.livedoor.jp/k/p/keziahjp/e85af45bfdf150ac.pdf
裏面 http://image01.wiki.livedoor.jp/k/p/keziahjp/cebcbd820fb3c3b2.pdf

②ご希望にこたえてA4片面印刷のものも作りました。こちらが使いやすい方はダウンロードしてお使いください(5人用)
http://image01.wiki.livedoor.jp/k/p/keziahjp/c767c1f27357de2f.pdf

③担当者、吉田明彦 ( 電話 090-9692-0921, E-mail : keziahjp@hotmail.co.jp  )にご請求ください。郵送します。

④A4サイズの署名用紙を FAX でお送りします。ご連絡ください。


農地・水が汚染されたら最も影響を受けるのは子どもたちの健康。子どもの声も届けます。ぜひ、大人が代筆で署名してあげてください。


記入後の用紙は下記にご郵送ください。7月30日(土)必着でお願いします。
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾 2-11-22  柏屋気付
放射能防御プロジェクト沖縄支部


以下のお店で署名ができます。また、署名用紙を受け取って持って帰ることもできます。

・(有)高良レコード店 楽器部
那覇市牧志 3-11-2 (国際通り)
TEL 098-861-6394
・丸高ミュージック(丸高楽器)
那覇市牧志 2-4-19 (国際通り、てんぷす那覇斜め向かい)
TEL 098-867-1242
・Organic Cafe NOAH STYLE
那覇市首里大中町 1-9
TEL 098-885-7217
・Kazafumi Ganaha's Art Gallery 
(我那覇一史アートギャラリー)
那覇市首里当蔵 2-12-3TEL 098-988-3450
・携帯アート マイシャ
那覇市松尾 2-8-19 那覇オーパ B1 (国際通り)
TEL 080-3979-7257
・柏屋(ゲストハウス)
那覇市松尾 2-11-22 (浮島通り)
TEL 098-869-8833
・ cafe santeria (カフェ サンテリア)
那覇市松尾 2-12-35
TEL 098-863-6370
・ちふぁーふ(汁もののお店)
那覇市牧志 1-4-36 (沖映通り)
TEL 090-5023-2824
・タンパラヤ(飲み食い処・沖縄そば)
那覇市牧志 1-3-37 (沖映通り)
TEL 090-3573-8194
・cafe & dinning GRAND BLUE(グラン・ブルー) 
沖縄県中頭郡北中城村仲順 522
TEL 098-935-5910


ご質問・お問い合わせ、不備な点など、下記にご連絡くださいますようお願いいたします:


放射能防御プロジェクト沖縄支部
コーディネーター
吉田明彦
電話 090-9692-0921, E-mail : keziahjp@hotmail.co.jp 



吉田さん早速のご連絡ありがとうございます。
そして僕のBlogへの転載許可
重ねて御礼申し上げます。
あなたの正義に心を撃たれました。

動く時に、動ける時に、動ける者が動けば良い。

その、あなたの心のスペースの中の
正義の部分を少しだけお貸しください。
どうか宜しくお願い致します。

真夏の思い出3

僕が初めて一人旅をさせられたのは4歳の冬

京都から飛騨の古川(小京都で有名な岐阜県高山市から乗り継いで1つ目の駅)へ
約5時間半かけての長旅?移動?をさせられていた。。。
(母の姉に預けられていた)
その後、毎年夏と冬の9、10年間 
ずっと預けられていた。。。。

寂しかったよ
施設や小学校から抜け出せる
長期という休みの時間に
母にも甘えたかったし
ワガママの1つも聞いて欲しかった

でも年末年始は必ず不安と寒さが待ち構えていた

電車の中は、知らない大きな人達が
しかも大勢で、大声で騒いだり
大酔っぱらいがいたり
まだまだ成熟していない昭和だったからかな。。
田舎に向かう電車だったからなのかな。。。。

はたまた2人愛し合う恋人同士が乗り合わせたり。。。。
彼女達は何歳くらいの人だったのかな。。

中でも一番こたえたのは
同じ年くらいの子供達が
家族に囲まれて楽しくかつ
親に甘えている声や会話に
涙をこらえるのが必死だった
聞こえないように耳に蓋する事が必死だった
心がいつも痛かった
早く下りて欲しいとまで感じた事もあった

温かいお弁当やお茶
お菓子をせがみ、その声に優しく答える家族の姿を知る事が
僕はとにかく嫌だった

各家庭にはそれぞれ抱える問題や目的があり
それを羨んだり憧れたりすることは今はしないけれど
やっぱり子供の頃は、優しさや温もりが
3度のごはんよりも欲しかったよ。。。。

辛かったな。。。。
子供心に焼き付いている。。

駅のフォームで不安げな母と別れるまでは
強がって涙も見せず、早く行けって頑張るのだけれど
電車が少し動き出すと心細くなり
窓にほっぺたを張り付かせて母の姿を見るも
徐々に見えなくなると哀しみと現実が交差し
ぼんやり肩を落として居場所(席)を探し、
小さくちょこんって座り
背中をまるめ、うつむき、力一杯涙をこらえていたよ

そんな姿を見かねてか、時より
若い恋人達に声をかけられ、お弁当をご馳走になった事を憶えています
一緒にトランプをしてくれた事も憶えています。
トイレにも連れて行ってくれたり。。。。
涙とは別の方向の話しで 一杯ミニAZZAMIをひっぱってくれたりしました

そして、車中は寂しく不安のてんこもりでも
無事に義理のおばさんに出合えると
その日のこたつの席では、何だか自慢?にも似た話しに花が咲いたりしていた気がします

多分身も知らない他人様に、一人の人間として扱って頂いた事が
さぞかし嬉しかったのでしょう。。

だから

だから

僕には彼女の心境が凄くよくわかります!

今回は泣いちゃたけれど
今夜の彼女の家庭の食卓では
彼女が得意げにパパやママに話す画が想像出来る

だから僕はスチュワーデスさん達の『何々ちゃん』と子供目線で呼ぶ事はせず
人として会話をする事に心掛けたんだ

僕等に取っての日常も、人にとっては一生の思い出や傷にもなり得る
だから丁寧に向き合わないとね
丁寧に接し、丁寧に生きて行かないとね
僕はそう感じています


その後、彼女はスチュワーデスさんに手を繋いでもらい
席を2度立ったが、その2度目のトイレの帰り道
手を降る僕の手のひらに
そっとハイタッチをしてくれました
彼女の方から!

それを見たスチュワーデスさんがビックリした様子
僕も動じてない顔をしながら、内心は凄く嬉しかった
心が奮えたよ

あんなにグズグズだった女の子が
こんなにも自主的で笑顔になってくれたんだって!!!!
最高に嬉しかったよ

彼女のテーブルに並び置かれた紙コップには
鉛筆で『ゆうはちゃん』って書かれた優しい大人の文字に
イウハじゃなかったんだって後から気がついた。。。。

何だか日頃の葛藤や雑踏から遠ざけてくれた
すごく心が温まる2時間だったな
ユウハありがとう!

スチュワーデスさんたちも母性本能なのか
その後は入れ替わり立ち替わり『ゆうはちゃん』のお相手。。
折り紙に夢中になっている彼女の姿に安堵感を覚えた


疲れきった東京の夏の夕暮れ、5分だけ休もうとフローリングの上にそのまま横たわり
仰向きになっていると、いつの間にかフレンチブルの團蝶が
僕のお腹の上で同じように仰向けになり
2人同じペースで呼吸を整えていたのを思い出した。。。。
あの温かいセピア色の安堵感
僕の家族。。何故か思い出すよ。。


なんだか子供って良いかも
こんなのがいたらもっと頑張れるかも
なんてね
ちょびっとだけそう感じた
東京⇄沖縄の機中で


着陸体制に入ると、スチュワーデスさんも彼女の隣から姿を消し
機内は静けさと少しの緊張感に包まれ出す

やがて格納庫から車輪が出た時の風を切る騒音に
彼女は眉間にしわを寄せたのが、シートとシートの間から見えた
不安感が甦って来たのかもしれない
その後何度も停止するまで、僕は後ろ手に手を回し
顔こそ見れなかったが彼女と手を握り合った
彼女もそれに答えてくれた

別れ際に最後のハイタッチ
他の乗客が不思議そうに覗くも、そんなの全く関係ない

『ユウハまたどっかで会おうな!』
『バイバイっ!』

『ウン!バイバイっ』て力強く手を振りかえしてくれた


ぎゅっぎゅっと汗ばみ、力強く握るあの小さな女の子の手は
苦しいこの夏の出来事を、あっさりかき消してくれる事となるだろう。。。。

きっと


普段は狭いシートが大きく見えた2時間だった

真夏の思い出2

安心させる事と、その震えの理由から
少し気をそらせるためにも
細心の注意を払いながら言葉を選ばないと。。

それはこちらのペースにゆっくり乗せる事

試されるな
言葉の仕事家とすれば。。。。

『何歳?』

それはそれは小さな手のひらを
ゆっくりと大きく広げて

『5歳?』

『コクっ』

ここで名前を聞くチャンスかもしれないが
まぁそれは後でもいいや。。

角度の異なる質問をゆっくり繰り返してみて
そこにある震えの関心をそらせよう!と考えた

彼女は今どき珍しい?
おかっぱ頭で黒髪の女の子
白地にネイビーと黄色の小花柄の袖無しワンピ
少し大きめの白いスニーカー
右手首に巻き付けられたピンクのクシュクシュ

仕事柄なのか即時にそのスタイルが目に飛び込む
ヒントを見つけよう。。。
いや待てよ
周囲からしたら変態ロリコン野郎?に見られないか。。。。
こんな顔してるしな。。。。
返って彼女を怖がらしていないか?

おっ?

そういえば朝ホテルを出る時に鏡に映った黄色のT-Shirt。。
そこには男を誘うSEXYな女性や
LONDON警察がコラージュされていたタイプ。。よりに寄って。。
気付かれないように、そっとラルフのラグビーのブラウスの前の釦を閉じた。。。。

『小学生?』

ヒックヒックさせながら
ウウンって顔を少し横に振った

『保育園?』

『コクっ』

『ってことは年長さん?』

『コクっ』

『何組?』

『ひじっ』

『虹?』

『コクっ』

ここで少し涙が止まった!
いつもは小さなハンカチが、今日は大きく見える。。
そのハンカチで頬をつたう涙を拭ってあげながら

『星組ってあるの?』

ウウンって。。。。

ヤバっ外した。。
確かに宝塚じゃないしな。。。。

『何処に住んでるの?』

『トーキョー』

『そっか、どの辺り?』

『ワカラナイ。。。。』ちょっと涙。。。。

瞳を重ねているから、その微妙な動きで
心の感情が手に取るように読める

マズイ!
このままじゃ悪い流れになるな。。。。

楽しい事。。楽しい事を探さなきゃっ

『何して遊ぶのが好き?』

『。。。。つみきっ』

涙ほぼ停止!ヨッシャ!

『そっか積み木が好きなんだ』

『コクっ』

『重たく無いの?』

『コクっ』

『重ねるのが好きなんだ』

『コクっ』

だめだ積み木の話しは。。。。
僕の脳裏に児童福祉施設に預けられて居た当時が過る。。。。

毎日の何人かとの喧嘩で、狂ったように積み木を投げまくって暴れていた事を思い出す。。。。
先生が『ぎゃ〜だめよ〜っ』て慌てて駆けつけ
僕を制御不能にするあの当時の画が。。。。

『ダメだ ダメだ』今度は自分の顔を少し横に振った

『他に好きな事は?』

『。。。。おうた。。。。』

『お詩?。。。かわいいなその素直な発想。。』

こんな小さな子と1対1で話す事って今まで全く経験無かったかも。。。。

でも、あまりここを掘ると当時を思い出し自分が泣きそうなので会話変更!

『他に好きなのは?』

『ごはんっ』即答!

よしっ食いついた!(ごはんだけに食い付きがいい?)

『ごはんが好きなのぉ?』

『力強くコクっ!』

マジでごはんが好きみたい!
ププっ 何だかヤバいっツボに入ったよ
不謹慎かもしれないけれどしっかり笑える。。。。
腹筋の奮えを抑えながら。。。。
ごはんがポイントだなと。。。。

『じゃぁ積み木とお詩ならどっちが好きなの?』

『おうたぁ』

涙停止!ヨッシャーっ

『それじゃぁお詩とごはんだったら』
の声に重ねるように
『ごはんっ』
ごはんの話しだけに?がっつり食いつく!

涙完全停止!!ハハハ完璧!!
さらに続け!AZZAMIっ!!

『ごはんって白いお米?それともパン?』

『パンっ』

『どんなパンが好きなの?』

『,,,,』
ちょっと上を見てから思いついたようで
笑顔になりながら

『まくどなるどー』

『え”〜っ』。。。。

ガーン超現実的!
ちょっと寂しい
僕ならカレーパンか焼きそばロールだなって
あんまり変わらないか。。

『ハンバーガー好きなんだ?』

『うん!ポテトも好きっ』

おっはじめて自ら口火を切った!やっぱ食いつくな。。

『ポテトとハンバーガーだったら?』

『ハンバーガー』

これ以上聞くと家庭情況がわかってしまう。。
困ったな。。ストーカーみたいだし。。

そうだここで名前を聞こう。。

『名前は?』

『イウハ』

『えっイウハ?』

『うん イウハ』

なかなかいいサウンドだな。。

『イウハ、おじちゃん(不覚にも自らおじちゃんって言ってしまった)はここに居るから
いつでも呼んだらいいからな!』
前の座席を指差して語りかけた

『うん!』

『おしっこ大丈夫か?』

『うん!』

『行きたくなったらこの緑の人の画が書いてある釦押すんだよ
『そうしたらスチュワーデスさん、いや、お姉さん達が来てくれるからな』

『うん!』

『安心しな』

『うん!』

『何か飲むか?』

『うん!』

『ヨシ ちょっと待ってろっ!』

『コクっ』

スチュワーデスさんに伝えようと席を立つ
すると待ってましたのごとく
笑顔の彼女達が『ありがとうございます』と。。。
しまった。。見られていた。。。。
不覚にも一部始終。。。。

聞けば一人で飛行機に乗せられて
出口にはパパが待っているらしいのだけれど
急に寂しさの波が襲って来たのか
こらえきれなくなって。。。。
でもひとりで後部座席の窓際で
遠慮がちにこっそり泣いていた。。。。

わかる!
もの凄くそれわかる!

なぜなら僕も。。。。

真夏の思い出1

それはまるで『氷の世界』に突然連れて来られたように
小さな肩を小刻みに震えさせ、おびえきった様子

一旦僕と目線が合うと、決して外そうとせず
助けを求め、信じきった透明で潤んだ大きな瞳の中に
僕の存在が映った

その瞳が助けを呼んでいる
でも恐怖で。。。。

僕には確かに聞こえた。。。。
助けを求めている声が

一切目を背けない。。

僕はこんな顔してるからか、滅多にこういう事に遭遇しないし
そんな事態にならない

僕が彼女に気がつき、怖がらせないように
そっと身体を近づけると
少し動揺してか安心してなのか
目線を外し、遠くの前を見た
首がカチコチに膠着して
ぎこちない動きだった。。

あまりの震えで呼吸が上手く整わない
本能とは別の『ヒックヒック』って奴が邪魔をして言葉も出ない

『どうした?』

『大丈夫か?』

声のボリュームを落とし
ゆっくり膝を曲げ、同じ目線の高さに瞳を重ね合わせ近づくと
安心してなのか、もっと涙が混み上げ出した

マズイ!

先ずは冷静にさせないと。。
直感が過った

細心の注意を払いながら
僕の左手を彼女の背中にゆっくり合わせ
震えるその両手をそっと右手で握る
彼女のその手も背中も
べっとりと汗ばみ震えが止まらない

ずっとここで泣いていたんだ。。。。
誰にも気付かれないように
声を殺して

たった一人で


『怖かったな』

『もう大丈夫だよ』

『安心していいよ』

その声に徐々に心が開放されたのか
視線をゆっくり合わせてくれた。。。。


さてと。。。。
どうするAZZAMIよ。。

せっかく心を開いてくれたので
あまり間を空けないように
でもいきなり攻め込まないように
空気を読みながら。。。。
話さないと。。

先ずは情報集めだな。。。。

『ひとりか?』

ゆっくり『コクっ』て頷いた

よし!反応を見せた
話しが出来そうだ

NYC



マンフォールに詰まったタバコの灰とフィルターの束

放置しっぱなしの犬の排泄物

何処にも見当たらない電信柱

びくとも動かないか、わめき散らしている路上生活者

黒くでかいビニール製のゴミ袋

汚れた車の排気ガスと深夜問わず唸り続けるクラクション

薄暗く、錆びた地下鉄の階段

ベルタクシーの誘う呼び鈴

ウマのパッカパッカ音

人慣れした公園のリス

不衛生なトイレ

急に立ち止まったり、のらりくらり道いっぱいに広がり歩く
観光客とその間をすり抜ける早足の地元人

ブロードウェイのナレーターのかん高い声

Hip Sterとその他の一目で分かる大きな違い

やたらと鍛えた腕を見せたがる若者達

ビーサン姿のゆるい女性ファッション

大門刑事ばりのサングラスと
マイケルハットはゲイの子達の必需品

ハインツのケチャップたっぷりのホットドック

Lサイズのピザケースをプレートに
歩きながらがっつくそのでかいピザ

ケミカルカラーのカップケーキ

山盛りのフリーペーパー

ゴミ箱と見間違えた郵便ポスト

予約無しでは入れない夕刻のレストラン

デリバリの充実

日本より到着日が不明なアマゾン

日本人が経営していない日本食屋

冷たく美味しい水道水

高い家賃

活気あるジムとヨガスタジオ

過剰なリアクション

気にいったら気にいったよ!って何処でも叫べるフランクな習慣

キレている人に即座になだめる他人

車椅子で困っている人に、瞬時に駆け寄るいくつもの愛

時計のない街

深夜ばったりと人影がなくなる道

黄色いタクシーと膝元のモニター

ガタガタな道路

一切英語を使わず母国語のみで通用するエリア

人種差別を感じない空気感

洗濯機を持たない共同使用のコインランドリー

フードスターのそのほとんどがサンタクロース


日本とは異なる素朴さとシンプルさと消費文化
取り敢えずこの2ヶ月で感じたマンハッタン