我慢1

『もう我慢しなくて良い』

多くの方からこんなコトバを頂いた8月の第3週

沖縄市のコザにある商業施設
『KOZY CENTRAL』内に誕生した
待望のデリカフェ
『Rock The CASBAH』のオープンでのこと

コザの街=日本屈指のRockの聖地
米兵相手に繰り広げられるミュージシャン達の
実力はまさに叩き上げ!

またコザの街=コザ暴動が起きた街
1970年12/20
米兵が地元住民をはねた交通事故をきっかけに
アメリカ軍車両及び施設に対する
焼き討ち事件が起きた街
治安は悪く事件当時は米兵による事件が
公にでているだけで年間1,000件以上と言われ
その1/3がこのコザの街で起きていた

今も独特の空気の中
地元の方曰くコザは『よそ者文化』とも呼ぶように
様々な人種がそこで生活をしている

3/7の僕のブログにも書いたが
『Rock The CASBAH』は
魂を動かせ!という意味で
平和の詩に引用されるべきと解いた

よそ者同士互いの文化が
『Rock The CASBAH』の食を通じて
穏やかに過ごせれば。。。。
そんな思いも込められたネーミング

よってメニューはフュージョン料理(多国籍)に
コンセプトと言う、あるスパイスを
ちりばめられた料理となっています

量り売りのヴィーガン対応型の料理は
表のコンセプトは
『おいしいごはん』『笑顔のごはん』

裏のコンセプトは
『食育そしてその啓蒙』

では、おいしいごはんってなんだろう?
笑顔のごはんって?

家族や恋人、愛すべき仲間達と一緒に
食を交わすことにはじまり
安心出来る食材に
安心出来る料理人
そして『頂きます』と
それらを取り巻く多くの恵みに感謝の言葉をのべて
いざ投入?
六感をフル回転!『うまっ!』
自然と会話が弾み
食卓を取りまく美しい出来事がそこで自然発生する
後片付けのためのトランプ大会や
食後の相談話し
おいしいごはんってそれら環境も含めての事だと感じます

マクロやベジ、健康を意識した料理や食材って
正直おいしさより、薬のように我慢して食す事が多い
味が物足りなかったり、苦かったり
あっさりし過ぎて、決して満たされない事が殆どなのだろう。。。。

『ん〜まずいっ』て青汁を苦笑して飲む
わけの分からない広告にも有るように
そこには必ず『我慢』が必要でした

なぜ体に良いはずの料理が満たされないのだろう?
なぜ体に良い料理が我慢しながら食さなければならないのだろう?
そんな料理は決して日常に常習化しないであろう。。。。
そんな疑問がいつもつきまとっていました

体に良い=『我慢』の方程式は
成立しない時代が来ると信じています

ユニクロやH&M,21など
ここ数年、ファストファッションの台頭により
いわゆるアパレル業界の世界でも
『安かろう悪かろう』が死語となり
『安かろう良かろう』でなければ
今のユーザーを満足させられない
そんな新たな時代に突入しています

今回CASBAHで開発された料理は
それら疑問をあっさりと払拭してしまうプレートばかり
いや、逆にその見た目やパンチの効いた味に
心もお腹も満たされるのだと。。。。

CASBAHの誕生で
体に良い=おいしく無い『我慢』の方程式は崩壊し
体に良い=おいしい、笑顔の料理の時代に突入する

また有機野菜や無農薬野菜等
通常はコスト高の食材も
直接地元農家から仕入れる事や
デリ形式にする事で
人件費はじめ、固定費の削減に成功
また、旬な食材を活用する事で
かえって変動費も抑えられる

量り売りという手法も効果的で
自分の量を知ることで、結果として
それらは残さない=無駄を出さない事となる
持ち帰りも出来るため
無駄に多く作り過ぎない
残さないための仕組みがそこに隠れている

徹底されたローコストオペレーションを追求されているため
結果としてそれらはユーザーに還元される
安い=大量生産、大量消費ではなく
安い=適量生産、適量消費となる

啓蒙というコンセプトからも
これらはトレンド作りではなく
カルチャー創りを目指さなければならない
よって『我慢しなくて良い料理』が成立し
そこに安くて適量というサブタイトルも備わる

マンハッタンの街をふわふわさまよっていると
最近NYCで話題(今年3店舗目がオープン)の『Pop Burger』を発見
躊躇無く吸い込まれるように踏み入れた店内は
不器用にも雑っぽく、バリの残る木板に(トゲが刺さりそうで、仕上げ加工全く無し!)
ピアノ塗装以上?という位、厚塗りの透明ウレタン塗装されたモノが
テーブルをはじめ床壁全体を覆っている

非常に雑で荒い仕上げだが
アメリカ調のいわゆる丸太小屋(カントリー風)でも
サウナのような、どんくさい見栄えとはまた異なったテイストで
意外と居心地が良い

トイレも同様の板で壁中を覆い尽くし清潔!

ただ、全てが同じ仕上げであれば
通常なら重たい、単調で飽きがくるという感覚が芽生えるはずなのに
丁寧に仕上げがなされていないからか
それぞれ木々が持つ特徴的な板目や
微妙な色調の違いが、それらを解決に導いていた

実際は店装コスト面からしても安価に出来ただろうが
その力の抜き加減が、不器用だけれど凄く味があり(素材の特徴が活かされている)
効果的な店装という意味でも大成功だと感じた
『POP』というコンセプトは
しっかり細部にまで一貫されている
僕は素直に『かっこいい』って肌で感じた

ハンバーガー屋なのに?(誰かの既成概念。。)
15種類のビールサーバーが備えられ
また、ビールをベースに作る『ビアカクテル』や
30種類を超えるワイン、シャンパンなども扱われている
アルコールとハンバーガーを同時に楽しめるお店なんだ

壁にはモニターも設置
スポーツ観戦もできる(地元客の取り込みをしっかり意識している)
営業時間は10時~翌2時
朝食メニューも1日中いつでもオーダー出来るんだって
(それって朝食メニューって名前が必要だったのかな。。)

肝心のハンバーガーは2個セットのみで6.75ドル
1つ1つは小さめだけれど、1人で2個食べちゃったら
結局食べ過ぎってなるくらいボリュームがある
POPじゃないじゃんって(w)

では味は

パーフェクト!

これだよハンバーガーはっていう程の
レベルの高いジャンクの王道だったよ
またその濃厚なケチャップが最高に美味い!
あんまりケチャップが美味しかったんで
店員さんに期待しながらこのソースは何処の?って聞くと

たったひと言


『HEINZ』。。。。


ってあっけらかんと0,1秒で答えられてしまった。。。。

むしろお前何テンション上がってんの?って感じで
きょとんとした顔で


『HEINZ』


それがどうした?
大丈夫か?オマエ?見たいな。。。。


不 覚
  &
大 爆 笑


自分とした事が。。。。
確かにHEINZのケチャップは美味い
いやもの凄く美味い

実は僕はケチャップ好きなのです
マヨネーズや卵より
ケチャップなのです
京都出身や料理に付いて云々言いますけれど

すいません

僕はケチャップ大好きです!
不覚にも見逃してしまったそのHEINZが
大好きなのです!(しつこいね ちょっと)
(母はトマト全般が全くダメだったのに何故かなぁ)


さてその『HEINZ』
僕だけではなく、当然世界で大人気のトマトケチャップのトップスター
なかなかあの味を越えるのは難しい
実際ケチャップ大国のアメリカ人有名シェフやフードスター達の多くも
その味の実力を認めている
『越えられない』と。。。。

ではその美味しさの秘密とは
一説によると、ケチャップに含まれるトマトの果肉の粒自体が
他社製品より大きくかつ、不揃いなことにあるとのだと

 例えばカゴメトマトケチャップの平均果肉粒径は5um(マイクロメートル)を維持
(お騒がせのマイクロシーベルトに似てそうだけれど異なります)
*1マイクロメートルは0.001ミリメートル(1000ナノメートル)
であるのに対し
HEINZはその3倍の15umなのだと
どっちも相当小さな単位の話しなんだけれど
業界的には相当デカイ話しらしくて
よってHEINZの粒は相当デカイ!
だから美味しい

よくHEINZのケチャップを絞る出す時
ヒコヒコ空気が入り、出難いなぁと思っていたら
急に『ブヒっ!』て出て来るじゃないですか?
(ウンウンって、うなずいておられる方々も多いと思います)

その特性(不揃いで大きな粒)がために
瓶からケチャップが出にくいんだって
全く不器用だよね。。

またHEINZとカゴメを比較すると
意外にもHEINZの方が粘性が低く少し水っぽい
けれどその粒の大きさが上手く味のバランスを引き上げている
要は器用にも完璧に完成されていない仕上がりとでもいうべきか


色んな国の料理を見ていて
1つ共通点があるとしたら
最後に入れる酸味
ビネガーや黒酢、ライムやレモン、ゆずなどだ

実は味覚に重要なのは
『不均一』というバランス感覚なのだ
僕はこの相反するバランスを『不器用な味』って呼んでもいる

『甘辛い』や『甘塩っぱい』
『濃厚だけれどあっさり食べられる』
『さっぱりしてるわりにはしっかりしている』といった
相反するものや不均一なものを
両方含んでいるものこそが美味しいと感じる
酸っぱいだけの酢豚や
辛いだけのカレーはコクが無く
味気ないと感じるだろう

よって不均一(不器用)な状態は美味しい
しかし不均一な状態では問題がある
『保存』がそうだ
均一性が無いため賞味期限などを考えた場合
最も劣化しやすい箇所からダメになってしまう
そのため、大量生産や長期保存商品としては不向き!

その結果本当に美味しいとされる不均一(不器用)な商品は
大量には流通させづらく
均一(器用)な味の商品が世に出回る
『不揃いは美味しい』のに。。。。

人の社会も似ている
世間に馴染めず不均一(不器用)なタイプ
この『使いこなしにくい』『扱いにくい』といった
不揃いの魂程、美しい魂は無いと僕は信じている

洗練されて完璧な人間のみが
本当に美しいと言えるのだろうか?

僕の答えは『NO!』だ


不器用=美し魂=『HEINZ』?(Just kidding!)


HEINZが瓶から出難ければ
単純に改良すればいいと考えがちだが
そのStyleは変わる兆しすらない

いくら美男美女の憧れの有名シェフや人気フードスター様も
あのケチャップの出難さや
あのブヒブヒいう不器用なサウンドがその場に広がった瞬間に
誰もが平等にジャンク様に引き戻されるだろう

自分自身も周囲も皆『ププって笑ってしまう』

低価格を維持し続けるHEINZのケチャップは
庶民の見方であり、有名シェフやフードスターにしても
誰もが越えられない味でもある

そして何より最も注目する点は
その不器用さが、テーブルの上に笑顔を運んでくれるという点だ
食する前に。。。。


価格帯からししても
決してHEINZは高級トマトケチャップでは無いけれど
まして様々な要素からして決して洗練されているとはいえないけれど
それはブレる事無く堂々と王道を歩き続けていると僕は感じるよ

決して他の追随をゆるさない
不器用で完璧の味がそこに存在する


HEINZは天才だ
それは先のPop Burger同様に
ブランドコンセプトが細部にまで一貫しているからこそ
天才を感じる


コンセプトが一貫している=ブレない魂
かつ、不器用な者は大好きです
なんたって味があるからね
他には無い天才っていう魂の味

あっ ついつい熱くなっちゃった
『HEINZ』や『Pop Burger』の広報部の方
見てないかな今日のブログ
やらしいか(w)。。。。

その前に日本語ブログじゃ届かないか。ハハハ




サービスとチップ

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昨日のNYタイムス

表紙の画が面白いよね、ケチャップとマスタード&ポテトまみれ
実にアメリカらしい画
きっとこれを見たアメリカ人は、食がそそられるんだろうな。。

さて、このページは
世界中の国のサービスとチップの関係について書かれた記事
サービスの評価、チップの%、チップがサービスに影響するかなどを記載

これは、400人の国際トラベラーへのアンケートに基づく記事らしく
決して正式な数字ではない

とはいうものの

日本はダントツ『トップ!』
なでしこに続き?

記者曰く、チップ0%であるのに不思議なのだと。。。(w)

簡単には理解出来ないだろうね
コンチネンタルの風土習慣に育った者からして
小さな島国の隔離された文化と進化というモノは

記者曰く日本で素晴らしいサービスを受けチップを払おうとしても
受け取ってもらえなかったことから
『チップをもらう習慣がない国の方がサービスが良いのか、それとも日本は特殊なのか?』と


パリをはじめヨーロッパやアメリカ等のレストランでは
各テーブル事に、ウェイターやウェイトレスが存在する
彼等のサービスの評価で、客から受け取るチップの多寡が決まるため
彼等は自分のテリトリーの中で、しっかりとサービスをする

反面
担当外のテーブルは無視。。。。

結構はっきりしている
中には気の付く方もいるが
そのほとんどが表情1つ変えず素通りで
あれっ僕達透明人間?
って感じる時すらよくある

では日本はどうか?

各テーブルを全員でフォロー
気がついた者がどんどん積極的にプレゼンしてくれる
コップから水がなくなる事が無いし
追加オーダーだって
従業員の誰に言っても対応可能!
しかも笑顔で
かつ、チップ何て無用!
個人がチップを受け取る事が
後にチームとしてのバランスが崩れる事を
彼等はDNAで知っている

どっちが良いのかはワカラナイ
しかし、テーブル事に点で捉えたプレゼンテーションと
フロアという面で捉えたプレゼンテーションとでは
見えるサービスの質が異なる

つまりそれは
前者は従業員に対し『店』は『店』という場の提供であって
各従業員がそこで自信のパフォーマンスを提供する百貨店のようなモノ
個というブランドに頼る事が大きい

後者は『店』全体の管理を全員参加型で行う事から
個人商店に近いのかもしれない

前者のメリットは、個というブランドに顧客がつくことから
力のあるブランドを揃えれば、そう簡単に衰退はしない
デメリットは、力のあるブランドが去った時の顧客離れ
そして担当以外のフォロー(他のテーブルやトイレ掃除等含め)

後者のメリットは、店に顧客が着くため
従業員が変われど、大きく売上に直結しない
全体的に目の届いたプレゼンテーションが可能
デメリットは、個に力を有さないため
サービスが均一化される、よってそれ以上のサービスは期待出来ない


昨夜、その評価の高いとされる日本の話題の某レストラン(広尾にある)に出かけた
モロッコやトルコ、中近東のカテゴリーのレストラン

価格もディナーで一人1万円前後
(僕はそんなに食べないので約半分くらいの価格)
店内は僕の好きなタイプの内装と程よい明るさの照明
プレートとワインの価格バランスが少々気にはなった位で
食事、サービス特には申し分無かった

ただ。。。。

『次行くか?』と問われると
『行かない!』と答える

決して評価は悪く無い
しかし
特徴が無い
個性を感じられない
何処かの国の料理を持ち込まれたに過ぎない
というありきたりの理由以上に
最も重要な
『愛』を感じられなかった

全てが完成された無機質なパフォーマンス
ファストフードチェーンのように
マニュアル化されている訳ではないが
個の力が感じられない
均一化されすぎていて
サプライズが無い
つまり会話が無いのだ。。。。


例えば寿司屋
よく出来た寿司屋は会話もおいしい

彼等は客の目の前で、刃ものを振り回す訳で
本来ならば客との信頼関係が無ければ成立しない
危険なカテゴリーに入るはずのレストランだ
それでもそのマニュアルの無さそうな会話術が(w)
瞬時に客からの安心や信頼を勝ち取るし
また
彼等も客の趣味嗜好を聞き出し
味やサービスに転化させるのだ

もし初めて入った寿司屋で
職人がひと言も話さなかったら
緊張と不安で集中すべきものですら
集中出来なくなるのではないだろうか?
店を後にして
『緊張しすぎて何食べたか憶えていない』
何て事もあるだろう。。

サービスというものは
味や衛生面という表面的なものだけではなく
客との会話だったり、思いやりのある心使いという
(客同士の会話中に、準備ができたからと行って
プレートの説明などで割り込まず、少し待つという間など)
目には見えない
舌では味わえない『味』というものが
非常に重要で、それらを含めて初めてサービスとなると感じる


それなのに英語もままならない
片手落ちの会話の日本人のサービスがトップというのは
色んな意味であんまり嬉しく無い
チップの%から見たレベルの一覧のような気がする


僕は昨夜の東京のディナー以上に
『愛』を感じるお店を
NYCにいくつか保っている

それらの特徴は店として決して均一化されてはいないが
思いやりのある会話、サービス、パフォーマンスが存在する
店を出て『次行くか?』と問われるならば
『何なら今からもう一回やり直そうか?』って答えるよ



ちなみに結果をupします


1. JAPAN
Service Grade(サービスの評価):4.4 (out of 5)評価5段階のうち4.4
Standard Tip(通常チップ):0%

2. THAILAND
3.9
3%

3. CANADA
3.7
16%

4. NEW ZEALAND
3.7
7%

5. UNITED ARAB EMIRATES(アラブ首長国連邦)
3.6
10%


6. ドイツ
3.6
8%

7. USA
3.6
18%

8. 南アフリカ
3.5
11%

9. オーストラリア
3.4
8%

10. アルゼンチン
3.4
10%

11. モロッコ
3.4
7%

12. トルコ
3.4
8%

13. インド
3.3
10%

14. ブラジル
3.3
7%

15. ベトナム
3.2
5%

16. イギリス
3.2
10%

17. ギリシャ
3.2
8%

18. スペイン
3.1
8%

19. フランス
3.1
8%

20. イタリア
3.0
7%

21. エジプト
3.0
8%

22. メキシコ
3.0
13%

23. 中国
2.9
3%

24. ロシア
1.7
10%

普通は1位の国が表紙を飾るんだろうけれど
醤油の黒に、わさびの緑、マグロの赤身にまみれた画だと
『何じゃこりゃっ』ってことで雑誌は売れないんだろうね。。。。

Mainstream

Mainstreamってコトバがある
ウィキでは『ある分野の中で主流となる一群を指す言葉』と

確かに少し前までは
ブロードウェイの主役の女の子や
TVショーの司会者も
有名料理家も
映画の主人公も
そのほとんどが白い人達
よって当時のMainstreamは
確かにその白人という画一性を指していたのかもしれない

では今は?

6月に発売された人気コミック誌
米マーベルコミックスの『アルティメット・スパイダーマン』
160号で殺害された白い人の主人公ピーター・パーカーに代わり
新スパイダーマンとなった人物がこの3日発売の最新号で発表された

その名は

『マイルズ・モラレス』

マイルズはアフリカ系アメリカ人とヒスパニックの血を引く青年
現在のアメリカが持つ社会や文化の多様性を反映させるために
スパイダーマンをエスニックな役にしたとのだと

このアイデアは、アメリカ初のアフリカ系アメリカ人大統領となった
オバマ大統領が大統領選に立候補した際に浮かんだそうで
マーベル社の編集長、アレックス・アロンソ氏は
『スーパーヒーローものでは、スーパーマンからバットマンまで
ヒーロー役はつねに白人だったが
映画のなかの人種分布統計も今後は新たな段階に入っていくでしょう』とコメント

さらに、自身もイギリス人とメキシコ人のハーフだというアロンソ氏は
『アメリカでは人種の混ざり合いが普通のことになってきています
マイルスはみんなに気に入られること間違いないでしょう
ピーターを死に追いやった敵のことを考えれば
新しいスパイダーマンがどんな人種でどんな階級であっても関係ありません』と語った

きっと興行収益もしっかり計算に入れた回答なのだろう

また、新スパイダーマンのデザインを担当したアーティストのサラ・ピチェリ氏も
『おそらく、遅かれ早かれ、ヒーロー像がアフリカ系アメリカ人であろうとゲイであろうと
全く普通のこととしてとらえられるようになるのではないでしょうか』と

確かに先日やっとNYCでも同性愛者の結婚が認められ
ブラウン管からは、その喜びと祝福する人達の笑顔が見られた

僕はこれらの事が
やっと今起こっている
やっと今話題となっていること自体に違和感を感じていた
現実は遅過ぎるってね

何も僕は白い人達が嫌いなのではない
白い歯を見せながら微笑んでいる白い人と
他を追いやってでもそれらを全面に引き出す、取り上げる
画一性のコニュニティーを、多様性のコミュニティーに無理矢理にも
持ち込ませる行為に違和感を覚えていたんだ
常に。。。。
バカバカしくも感じていた。。。。

今から約20数年前にNYCにはじめて来た
その時、目にした光景が今も忘れられない

当時仕事で、米国のブランド(某有名トラディショナルブランド)
との打ち合わせでNYC入りした
日本人の僕に対し彼等白い人達は笑顔で向かえてくれた
彼等は彼等の行きつけのレストランに僕を連れて行ってくれた
そこは勿論ドレスコードばっちりで
白い人達ばかりのトラディショナルな社会
異なる色は僕だけ。。
周囲を見渡すと笑顔で会話を楽しみながら
皆元気に肉を食べていた
背筋を伸ばし男性はタイドアップで
女性は大きく背中の空いたドレス
店内音は彼等の笑い声とシャンパンのシュワシュワ音
ウォールストリートもそのレストランも
ホテルも多くの白い人達が胸を張って堂々と存在していた
堂々と道の真ん中を歩いている感じがした
僕がちょっと小さく感じた彼等のMainstream

次にハーレムに行った
そこはアフリカ系アメリカ人ばかりだった
白い人達は一人も見かけない
でもその光景は白い人達の社会とある意味全く同じだった
高鳴る笑顔のサウンドがあちらこちらで広がり
皆元気で胸を張って堂々と存在していた、活き活きしていた
やっぱり彼等も堂々と道の真ん中を歩いている感じがした
僕がちょっと小さく感じた彼等のMainstream

そしてチャイナタウンに行った
白い人達やアフリカ系アメリカ人の社会より
もっともっと活気を感じた
まるで喧嘩でもしているかのような怒鳴るような大きなサウンド
それらもやっぱりあちらこちらで広がっていた
夜、その社会の中にある小さなレストランで待ち合わせだったので
向かう途中、一人通りを歩いてみた
すると通りの向こう側に白い人を発見
彼は道の端っこを足早にうつむきかげんで歩いていた(猫背風)
次に目の前から2mありそうな大きなアフリカ系アメリカ人が一人歩いて来た
僕を避け、彼も道の端っこを足早にでうつむきかげんで駆け抜けた(猫背風その2)
気がつくと僕は何故か堂々と道の真ん中を歩いていた

僕等のMainstream?。。。。
彼等のMainstream?。。。。
誰のためのMainstream?


アロンソ編集長は、コミックの世界では死んだはずの登場人物が
甦ることもよくある話しだが
『彼はヒーローとして死んだ。もう生き返ることはない』と強調しているらしい

当時のMainstreamが画一性を意味していたコトバが
今では多様性に移り変わった事を受けると
もう2度と白い人の主人公ピーター・パーカーが甦る事は無いだろう
いや、2度と甦って欲しく無い
僕はそう感じる


Mainstream
このように1つの単語の意味や焦点も
その環境や時の経過によって変化する

面白いよね
あの時代とこの時代
あの場所とこの場所では
同じ単語も使い方が異なるんだってコト

Mainstreamは僕等の時代なのさ
Mainstreamは多様化したってコトなのさ
堂々と道の真ん中を胸を張って歩こうよ
あなたの道を



そう言えばお騒がせのブロードウェイ版のスパイダーマンは
そろそろチケット値下がりしたのかな?(w)

野菜達

昨日ある人物とのふとした会話から
今の東京の人達を観察してみた
道を行く人、地下鉄や山手線に揺られる人達

ちょうど今から25年前
関西から東京に出て来たばかりのころは
人と良く目が合っていた気がする

それが今や。。。。

あの頃と比べると、まったく視線を感じない

今の彼等多くの人達の視線を釘付けさせるモノは
手持ちの携帯モバイル。。。。

そう。。手元しか見ていない人達があまりにも多い

それは、満員電車内で新聞を大きく広げて
周囲に迷惑がられている姿も
大の大人がスーツ姿で漫画を読む姿も
今では絶滅危惧種と化し
お陰で座席シートの頭上のネット式の物置には
捨てられた紙媒体等が散乱せず
むしろそこは閑散としていた

駅の改札を抜け
階段の上り下り
道行く人達
その多くは自分の足下ばかりを見ている気がする

ビルの隙間から
大きく遠くの空を見上げている人の画は
ほとんどそこには存在せず
増々小さな視界の中で生活活動をされている人が多い

見えない大気汚染が深刻となり
雨風に不安を感じる中で
一体何人の人達が、空を見上げ大きく深呼吸を楽しんでいるのか
恐らく今では幻なのかもしれないね
そんないつしかの平和の光景は

一旦東京に戻り
灼熱の太陽と焼けたアスファルトの照り返しの中
人々は増々背中を丸め
見えない不安と個々の狭い世界に旅している気がしたよ


再来週、日本のRockの聖地
沖縄市コザの1番街の中に存在する
KOZY CENTRALの店内にデリカフェがオープンする

その名も『Rock The CASBAH』

それは食を通じて誰もが笑顔になれる場所

沖縄という降注ぐ太陽の下で
大空を見上げながらすくすくと育った
地元の旬な有機野菜を中心に提供される
『ヴィーガン料理』
それでいてデリ
かつ、グラムの量り売り

東京にも最近デリは増えては来たが
その食材の産地等が見えないだけに
何処かに不安が存在しているのも事実
それは今、誰もが好き好んで牛肉を食べ歩かないのと同じように。。。。

何が安心なのかはっきり分からない国内の食材事情
目に見えてその安心を感じる事が出来る
最後の砦が沖縄なのかもしれない

元気な食材達はきっと僕等に笑顔を与えてくれるよ

観光とは異なる新しい可能性が
ここから始まる予感がするね

東京までデリバリしてくんないかな。。。。

それより誰かフランチャイズで2号店出して欲しいな。。。。
オレンジ色の太陽や、青い空、大地を感じるおいしい野菜を
皆に腹一杯食べさせたいよ

CASBAH=砦
まさにその名の通りだね
貴重なデリだよ

http://www.kozy-central.com/
未だ準備中のようだけれどupしちゃお









スペース

先日暑く焼けた沖縄の街を
僕の心の恩人が運転してくれる車で走っていた

そこで気がついたんだ、いつもと異なる光景を

品川ナンバーのプレートが目に飛び込んでいた
それ以外にも他県のナンバーも実に多いこと。。。。
あきらかにここ3ヶ月弱でその景色は変わった
以前は観光客用の『わ』や米軍関連で働く方々の『Y』が
目にとまっていたが、今は異なる

聞けばその恩人の経営するお店にも
東京からのタレントやアーティストが目立つようになったと
その店のターゲット層は観光客ではなく
地元住民がそのほとんどを占める
よって観光客が通う場所にその店はない
そこに通うという事は
やはり移住者が増えたと想像出来る

沖縄という福島から離れたそのスペースも
決して大気汚染からは逃れられないのだが(世界中が汚染されている)
口にする水や食物の安全性を考えると
特には小さな世界の宝『子供達』を抱える親は
そのスペースに移住出来るものならする!という選択肢は
決して間違えではないと感じる
*彼等には、郷に入りては郷に従いながら
また尊重しながら地元のルールの中で
新しく彼等に本当の意味でリスペクとされる文化の共有を願うが。。。。

東京では、葉もの野菜に手を出し難く
産地も確認しながら購入する画が以前より増した気がする

またさらに汚染疑いの牛が1485頭に広がったと報道され
マーケットの牛肉は値下がり売れ残る
その命を勝手に無駄にしている。。。。

日本の食の安全は自らの手によって既に過去のものとなる中で 
最後の砦がその『沖縄の地』だと感じている
多くの国民もそのように考えてもいるだろうし
移住者が増加している事からも理解出来る
しかしその沖縄までも自らの手で神話を破壊しようとしている

『汚泥肥料沖縄県内受け入れ』についてだ

残念ながらNYにいる間にこんな事が
日本政府内で決められ既に流通されていたとは
今朝まで知らなかった
沖縄の正義を持った小さな愛の悲痛な叫びを耳にするまでまったく。。。。

放射能汚染された汚泥を、評価基準値を勝手に上げた
無理矢理の安全?のOKを下し
肥料材料として流通を認めたと。。。。

これは完全な土壌汚染で
セシウムが付着した『わら』を食べた牛の話しどころではない
この国全体の土壌が犯される
『農薬の話しがどうの』の次元ではなくなった
人類が未経験のこの危機に更に何をするんだろうか
『全員一丸となって』ていうこの国の特性を利用していないか?

線量の高い地域でも米の作付けが例年通りに行われているらしく
秋には収穫。もしそれらが線量が高いとなると、備蓄米と混ぜ合わせ
基準値を下回るものにして全国へ出荷するのだとか。。。。

殻のついた雑穀米や玄米を食べるなら
いっその事白米の方が健康被害が少ないのだとか
本当だとしたら参ったね

そうなれば仕入れルートが見えない外食なんて
増々恐ろしくて出来ないよ

内需拡大!今こそ経済をまわせ!
消費する事に反対してられないなんて訴えて来たけれど
その環境がついて来れないなら
僕のその言葉は内部被爆を推進する事に加担してしまうのかもしれない
本当に困ったもんだ

せめて最後の砦の沖縄の土壌を僕等の手で守り
その恩恵を市場に回す
風評被害に左右され易い観光資源だけではない
新しい産業の安定にも沖縄にとっては有効だし
既に一部の農家の方々も沖縄に移住されて来られ
彼等の技術とその土地自体が合うかは分からないが
相乗効果が何らかしら有るのだとすれば
農業の廃業ではなく技術の継承のためにも
その安心出来るスペース(場所)を提供する事も大切だと感じます

そのためにも先ずは土壌を守らなければ

以下
今朝僕が沖縄のトモダチに送ったメールを添えます
良かったら賛同下さい
そしてあなたの力を貸して下さい
未来の子供達のために、そのスペースを守りたい

BCCで失礼致します。
こちらのメールは、沖縄県で私多和田 アザミと名刺交換させて頂いた方にお送りしています。

皆様お元気ですか?先日一旦帰国致しました。

さて、本日は皆様にご賛同のお願いがあり、ご連絡させて頂きました。
メールにて失礼します。

既にご存知だとは思いますが、
深刻な話しだけに誰かがやってくれるではなく
自ら動かねばと感じ、行動に出た次第です。

以下『放射能防御プロジェクト沖縄支部』さんからのブログより転載させて頂きます。
一読お願い申し上げます。

汚泥肥料沖縄県内受け入れ拒否を求める署名

沖縄に放射能汚泥はいらない!

放射性物質を含むおそれのある汚泥肥料の沖縄県内での流通を止めるよう、仲井眞知事に求める署名が始まりました。みなさん、ご参加ください!

※ 署名用紙を置いてくださっているお店のリストを末尾に加えました。そこで署名できます。また署名用紙を受け取って持って帰れます。

※ A4サイズの署名用紙を FAX でお送りします。

汚泥肥料県内受け入れ拒否を求める署名(署名申し入れ文)

原子力災害対策本部は、六月十六日、放射能汚染された上下水道や集落排水の汚泥について、これを関係府省が安全性を評価した上で利用しても良いとする通達を出しました。これを受けて、六月二十四日、農林水産省は、放射能汚染の進む十五都県の下水道処理場の汚泥について、放射性セシウム一キログラムあたり二百ベクレル以下を基準に肥料材料として流通を認める通達を出しました。

これは、微量の放射性物質からも引き起こされる低線量内部被曝障害の危険を無視した誤った決定です。さらには、広範囲で検出されているストロンチウムなどのさらに深刻な被曝障害をもたらす放射性物質核種がこの検査基準には含まれていません。一旦安全基準が示されたことによってすべての汚泥肥料に放射性物質が混入する可能性が生まれました。

汚泥肥料により、沖縄の大地と水が未来永劫にわたって放射能汚染され、食べ物と飲み水から、県民、特に幼い子どもや妊婦やこれから子どもをつくる青年が被曝していくことを、私たちは絶対にゆるすことができません。肥料取締法三十条にある肥料販売業者に対する立ち入り検査、収去に関する都道府県知事の権限、義務に基づき、汚泥肥料の県内流通を止めるよう求めます。

沖縄県知事 仲井眞 弘多 殿       
沖縄県民、賛同者有志

締め切りは7月30日(土)
問題の汚泥肥料の流通が早まる可能性を考えて短期間で取りまとめます。

目標は1万筆以上
多くの方のご協力が必要です。署名用紙配布・回収などのボランティアとしてご参加くださる方は、担当者、吉田明彦 ( 電話 090-9692-0921, E-mail :keziahjp@hotmail.co.jp )にご連絡ください。

署名用紙の入手方法
①下記リンクからダウンロードして印刷してください。A4の両面印刷様式です(10人用)
表面 http://image01.wiki.livedoor.jp/k/p/keziahjp/e85af45bfdf150ac.pdf
裏面 http://image01.wiki.livedoor.jp/k/p/keziahjp/cebcbd820fb3c3b2.pdf

②ご希望にこたえてA4片面印刷のものも作りました。こちらが使いやすい方はダウンロードしてお使いください(5人用)
http://image01.wiki.livedoor.jp/k/p/keziahjp/c767c1f27357de2f.pdf

③担当者、吉田明彦 ( 電話 090-9692-0921, E-mail : keziahjp@hotmail.co.jp  )にご請求ください。郵送します。

④A4サイズの署名用紙を FAX でお送りします。ご連絡ください。


農地・水が汚染されたら最も影響を受けるのは子どもたちの健康。子どもの声も届けます。ぜひ、大人が代筆で署名してあげてください。


記入後の用紙は下記にご郵送ください。7月30日(土)必着でお願いします。
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾 2-11-22  柏屋気付
放射能防御プロジェクト沖縄支部


以下のお店で署名ができます。また、署名用紙を受け取って持って帰ることもできます。

・(有)高良レコード店 楽器部
那覇市牧志 3-11-2 (国際通り)
TEL 098-861-6394
・丸高ミュージック(丸高楽器)
那覇市牧志 2-4-19 (国際通り、てんぷす那覇斜め向かい)
TEL 098-867-1242
・Organic Cafe NOAH STYLE
那覇市首里大中町 1-9
TEL 098-885-7217
・Kazafumi Ganaha's Art Gallery 
(我那覇一史アートギャラリー)
那覇市首里当蔵 2-12-3TEL 098-988-3450
・携帯アート マイシャ
那覇市松尾 2-8-19 那覇オーパ B1 (国際通り)
TEL 080-3979-7257
・柏屋(ゲストハウス)
那覇市松尾 2-11-22 (浮島通り)
TEL 098-869-8833
・ cafe santeria (カフェ サンテリア)
那覇市松尾 2-12-35
TEL 098-863-6370
・ちふぁーふ(汁もののお店)
那覇市牧志 1-4-36 (沖映通り)
TEL 090-5023-2824
・タンパラヤ(飲み食い処・沖縄そば)
那覇市牧志 1-3-37 (沖映通り)
TEL 090-3573-8194
・cafe & dinning GRAND BLUE(グラン・ブルー) 
沖縄県中頭郡北中城村仲順 522
TEL 098-935-5910


ご質問・お問い合わせ、不備な点など、下記にご連絡くださいますようお願いいたします:


放射能防御プロジェクト沖縄支部
コーディネーター
吉田明彦
電話 090-9692-0921, E-mail : keziahjp@hotmail.co.jp 



吉田さん早速のご連絡ありがとうございます。
そして僕のBlogへの転載許可
重ねて御礼申し上げます。
あなたの正義に心を撃たれました。

動く時に、動ける時に、動ける者が動けば良い。

その、あなたの心のスペースの中の
正義の部分を少しだけお貸しください。
どうか宜しくお願い致します。

真夏の思い出3

僕が初めて一人旅をさせられたのは4歳の冬

京都から飛騨の古川(小京都で有名な岐阜県高山市から乗り継いで1つ目の駅)へ
約5時間半かけての長旅?移動?をさせられていた。。。
(母の姉に預けられていた)
その後、毎年夏と冬の9、10年間 
ずっと預けられていた。。。。

寂しかったよ
施設や小学校から抜け出せる
長期という休みの時間に
母にも甘えたかったし
ワガママの1つも聞いて欲しかった

でも年末年始は必ず不安と寒さが待ち構えていた

電車の中は、知らない大きな人達が
しかも大勢で、大声で騒いだり
大酔っぱらいがいたり
まだまだ成熟していない昭和だったからかな。。
田舎に向かう電車だったからなのかな。。。。

はたまた2人愛し合う恋人同士が乗り合わせたり。。。。
彼女達は何歳くらいの人だったのかな。。

中でも一番こたえたのは
同じ年くらいの子供達が
家族に囲まれて楽しくかつ
親に甘えている声や会話に
涙をこらえるのが必死だった
聞こえないように耳に蓋する事が必死だった
心がいつも痛かった
早く下りて欲しいとまで感じた事もあった

温かいお弁当やお茶
お菓子をせがみ、その声に優しく答える家族の姿を知る事が
僕はとにかく嫌だった

各家庭にはそれぞれ抱える問題や目的があり
それを羨んだり憧れたりすることは今はしないけれど
やっぱり子供の頃は、優しさや温もりが
3度のごはんよりも欲しかったよ。。。。

辛かったな。。。。
子供心に焼き付いている。。

駅のフォームで不安げな母と別れるまでは
強がって涙も見せず、早く行けって頑張るのだけれど
電車が少し動き出すと心細くなり
窓にほっぺたを張り付かせて母の姿を見るも
徐々に見えなくなると哀しみと現実が交差し
ぼんやり肩を落として居場所(席)を探し、
小さくちょこんって座り
背中をまるめ、うつむき、力一杯涙をこらえていたよ

そんな姿を見かねてか、時より
若い恋人達に声をかけられ、お弁当をご馳走になった事を憶えています
一緒にトランプをしてくれた事も憶えています。
トイレにも連れて行ってくれたり。。。。
涙とは別の方向の話しで 一杯ミニAZZAMIをひっぱってくれたりしました

そして、車中は寂しく不安のてんこもりでも
無事に義理のおばさんに出合えると
その日のこたつの席では、何だか自慢?にも似た話しに花が咲いたりしていた気がします

多分身も知らない他人様に、一人の人間として扱って頂いた事が
さぞかし嬉しかったのでしょう。。

だから

だから

僕には彼女の心境が凄くよくわかります!

今回は泣いちゃたけれど
今夜の彼女の家庭の食卓では
彼女が得意げにパパやママに話す画が想像出来る

だから僕はスチュワーデスさん達の『何々ちゃん』と子供目線で呼ぶ事はせず
人として会話をする事に心掛けたんだ

僕等に取っての日常も、人にとっては一生の思い出や傷にもなり得る
だから丁寧に向き合わないとね
丁寧に接し、丁寧に生きて行かないとね
僕はそう感じています


その後、彼女はスチュワーデスさんに手を繋いでもらい
席を2度立ったが、その2度目のトイレの帰り道
手を降る僕の手のひらに
そっとハイタッチをしてくれました
彼女の方から!

それを見たスチュワーデスさんがビックリした様子
僕も動じてない顔をしながら、内心は凄く嬉しかった
心が奮えたよ

あんなにグズグズだった女の子が
こんなにも自主的で笑顔になってくれたんだって!!!!
最高に嬉しかったよ

彼女のテーブルに並び置かれた紙コップには
鉛筆で『ゆうはちゃん』って書かれた優しい大人の文字に
イウハじゃなかったんだって後から気がついた。。。。

何だか日頃の葛藤や雑踏から遠ざけてくれた
すごく心が温まる2時間だったな
ユウハありがとう!

スチュワーデスさんたちも母性本能なのか
その後は入れ替わり立ち替わり『ゆうはちゃん』のお相手。。
折り紙に夢中になっている彼女の姿に安堵感を覚えた


疲れきった東京の夏の夕暮れ、5分だけ休もうとフローリングの上にそのまま横たわり
仰向きになっていると、いつの間にかフレンチブルの團蝶が
僕のお腹の上で同じように仰向けになり
2人同じペースで呼吸を整えていたのを思い出した。。。。
あの温かいセピア色の安堵感
僕の家族。。何故か思い出すよ。。


なんだか子供って良いかも
こんなのがいたらもっと頑張れるかも
なんてね
ちょびっとだけそう感じた
東京⇄沖縄の機中で


着陸体制に入ると、スチュワーデスさんも彼女の隣から姿を消し
機内は静けさと少しの緊張感に包まれ出す

やがて格納庫から車輪が出た時の風を切る騒音に
彼女は眉間にしわを寄せたのが、シートとシートの間から見えた
不安感が甦って来たのかもしれない
その後何度も停止するまで、僕は後ろ手に手を回し
顔こそ見れなかったが彼女と手を握り合った
彼女もそれに答えてくれた

別れ際に最後のハイタッチ
他の乗客が不思議そうに覗くも、そんなの全く関係ない

『ユウハまたどっかで会おうな!』
『バイバイっ!』

『ウン!バイバイっ』て力強く手を振りかえしてくれた


ぎゅっぎゅっと汗ばみ、力強く握るあの小さな女の子の手は
苦しいこの夏の出来事を、あっさりかき消してくれる事となるだろう。。。。

きっと


普段は狭いシートが大きく見えた2時間だった

真夏の思い出2

安心させる事と、その震えの理由から
少し気をそらせるためにも
細心の注意を払いながら言葉を選ばないと。。

それはこちらのペースにゆっくり乗せる事

試されるな
言葉の仕事家とすれば。。。。

『何歳?』

それはそれは小さな手のひらを
ゆっくりと大きく広げて

『5歳?』

『コクっ』

ここで名前を聞くチャンスかもしれないが
まぁそれは後でもいいや。。

角度の異なる質問をゆっくり繰り返してみて
そこにある震えの関心をそらせよう!と考えた

彼女は今どき珍しい?
おかっぱ頭で黒髪の女の子
白地にネイビーと黄色の小花柄の袖無しワンピ
少し大きめの白いスニーカー
右手首に巻き付けられたピンクのクシュクシュ

仕事柄なのか即時にそのスタイルが目に飛び込む
ヒントを見つけよう。。。
いや待てよ
周囲からしたら変態ロリコン野郎?に見られないか。。。。
こんな顔してるしな。。。。
返って彼女を怖がらしていないか?

おっ?

そういえば朝ホテルを出る時に鏡に映った黄色のT-Shirt。。
そこには男を誘うSEXYな女性や
LONDON警察がコラージュされていたタイプ。。よりに寄って。。
気付かれないように、そっとラルフのラグビーのブラウスの前の釦を閉じた。。。。

『小学生?』

ヒックヒックさせながら
ウウンって顔を少し横に振った

『保育園?』

『コクっ』

『ってことは年長さん?』

『コクっ』

『何組?』

『ひじっ』

『虹?』

『コクっ』

ここで少し涙が止まった!
いつもは小さなハンカチが、今日は大きく見える。。
そのハンカチで頬をつたう涙を拭ってあげながら

『星組ってあるの?』

ウウンって。。。。

ヤバっ外した。。
確かに宝塚じゃないしな。。。。

『何処に住んでるの?』

『トーキョー』

『そっか、どの辺り?』

『ワカラナイ。。。。』ちょっと涙。。。。

瞳を重ねているから、その微妙な動きで
心の感情が手に取るように読める

マズイ!
このままじゃ悪い流れになるな。。。。

楽しい事。。楽しい事を探さなきゃっ

『何して遊ぶのが好き?』

『。。。。つみきっ』

涙ほぼ停止!ヨッシャ!

『そっか積み木が好きなんだ』

『コクっ』

『重たく無いの?』

『コクっ』

『重ねるのが好きなんだ』

『コクっ』

だめだ積み木の話しは。。。。
僕の脳裏に児童福祉施設に預けられて居た当時が過る。。。。

毎日の何人かとの喧嘩で、狂ったように積み木を投げまくって暴れていた事を思い出す。。。。
先生が『ぎゃ〜だめよ〜っ』て慌てて駆けつけ
僕を制御不能にするあの当時の画が。。。。

『ダメだ ダメだ』今度は自分の顔を少し横に振った

『他に好きな事は?』

『。。。。おうた。。。。』

『お詩?。。。かわいいなその素直な発想。。』

こんな小さな子と1対1で話す事って今まで全く経験無かったかも。。。。

でも、あまりここを掘ると当時を思い出し自分が泣きそうなので会話変更!

『他に好きなのは?』

『ごはんっ』即答!

よしっ食いついた!(ごはんだけに食い付きがいい?)

『ごはんが好きなのぉ?』

『力強くコクっ!』

マジでごはんが好きみたい!
ププっ 何だかヤバいっツボに入ったよ
不謹慎かもしれないけれどしっかり笑える。。。。
腹筋の奮えを抑えながら。。。。
ごはんがポイントだなと。。。。

『じゃぁ積み木とお詩ならどっちが好きなの?』

『おうたぁ』

涙停止!ヨッシャーっ

『それじゃぁお詩とごはんだったら』
の声に重ねるように
『ごはんっ』
ごはんの話しだけに?がっつり食いつく!

涙完全停止!!ハハハ完璧!!
さらに続け!AZZAMIっ!!

『ごはんって白いお米?それともパン?』

『パンっ』

『どんなパンが好きなの?』

『,,,,』
ちょっと上を見てから思いついたようで
笑顔になりながら

『まくどなるどー』

『え”〜っ』。。。。

ガーン超現実的!
ちょっと寂しい
僕ならカレーパンか焼きそばロールだなって
あんまり変わらないか。。

『ハンバーガー好きなんだ?』

『うん!ポテトも好きっ』

おっはじめて自ら口火を切った!やっぱ食いつくな。。

『ポテトとハンバーガーだったら?』

『ハンバーガー』

これ以上聞くと家庭情況がわかってしまう。。
困ったな。。ストーカーみたいだし。。

そうだここで名前を聞こう。。

『名前は?』

『イウハ』

『えっイウハ?』

『うん イウハ』

なかなかいいサウンドだな。。

『イウハ、おじちゃん(不覚にも自らおじちゃんって言ってしまった)はここに居るから
いつでも呼んだらいいからな!』
前の座席を指差して語りかけた

『うん!』

『おしっこ大丈夫か?』

『うん!』

『行きたくなったらこの緑の人の画が書いてある釦押すんだよ
『そうしたらスチュワーデスさん、いや、お姉さん達が来てくれるからな』

『うん!』

『安心しな』

『うん!』

『何か飲むか?』

『うん!』

『ヨシ ちょっと待ってろっ!』

『コクっ』

スチュワーデスさんに伝えようと席を立つ
すると待ってましたのごとく
笑顔の彼女達が『ありがとうございます』と。。。
しまった。。見られていた。。。。
不覚にも一部始終。。。。

聞けば一人で飛行機に乗せられて
出口にはパパが待っているらしいのだけれど
急に寂しさの波が襲って来たのか
こらえきれなくなって。。。。
でもひとりで後部座席の窓際で
遠慮がちにこっそり泣いていた。。。。

わかる!
もの凄くそれわかる!

なぜなら僕も。。。。

真夏の思い出1

それはまるで『氷の世界』に突然連れて来られたように
小さな肩を小刻みに震えさせ、おびえきった様子

一旦僕と目線が合うと、決して外そうとせず
助けを求め、信じきった透明で潤んだ大きな瞳の中に
僕の存在が映った

その瞳が助けを呼んでいる
でも恐怖で。。。。

僕には確かに聞こえた。。。。
助けを求めている声が

一切目を背けない。。

僕はこんな顔してるからか、滅多にこういう事に遭遇しないし
そんな事態にならない

僕が彼女に気がつき、怖がらせないように
そっと身体を近づけると
少し動揺してか安心してなのか
目線を外し、遠くの前を見た
首がカチコチに膠着して
ぎこちない動きだった。。

あまりの震えで呼吸が上手く整わない
本能とは別の『ヒックヒック』って奴が邪魔をして言葉も出ない

『どうした?』

『大丈夫か?』

声のボリュームを落とし
ゆっくり膝を曲げ、同じ目線の高さに瞳を重ね合わせ近づくと
安心してなのか、もっと涙が混み上げ出した

マズイ!

先ずは冷静にさせないと。。
直感が過った

細心の注意を払いながら
僕の左手を彼女の背中にゆっくり合わせ
震えるその両手をそっと右手で握る
彼女のその手も背中も
べっとりと汗ばみ震えが止まらない

ずっとここで泣いていたんだ。。。。
誰にも気付かれないように
声を殺して

たった一人で


『怖かったな』

『もう大丈夫だよ』

『安心していいよ』

その声に徐々に心が開放されたのか
視線をゆっくり合わせてくれた。。。。


さてと。。。。
どうするAZZAMIよ。。

せっかく心を開いてくれたので
あまり間を空けないように
でもいきなり攻め込まないように
空気を読みながら。。。。
話さないと。。

先ずは情報集めだな。。。。

『ひとりか?』

ゆっくり『コクっ』て頷いた

よし!反応を見せた
話しが出来そうだ

NYC



マンフォールに詰まったタバコの灰とフィルターの束

放置しっぱなしの犬の排泄物

何処にも見当たらない電信柱

びくとも動かないか、わめき散らしている路上生活者

黒くでかいビニール製のゴミ袋

汚れた車の排気ガスと深夜問わず唸り続けるクラクション

薄暗く、錆びた地下鉄の階段

ベルタクシーの誘う呼び鈴

ウマのパッカパッカ音

人慣れした公園のリス

不衛生なトイレ

急に立ち止まったり、のらりくらり道いっぱいに広がり歩く
観光客とその間をすり抜ける早足の地元人

ブロードウェイのナレーターのかん高い声

Hip Sterとその他の一目で分かる大きな違い

やたらと鍛えた腕を見せたがる若者達

ビーサン姿のゆるい女性ファッション

大門刑事ばりのサングラスと
マイケルハットはゲイの子達の必需品

ハインツのケチャップたっぷりのホットドック

Lサイズのピザケースをプレートに
歩きながらがっつくそのでかいピザ

ケミカルカラーのカップケーキ

山盛りのフリーペーパー

ゴミ箱と見間違えた郵便ポスト

予約無しでは入れない夕刻のレストラン

デリバリの充実

日本より到着日が不明なアマゾン

日本人が経営していない日本食屋

冷たく美味しい水道水

高い家賃

活気あるジムとヨガスタジオ

過剰なリアクション

気にいったら気にいったよ!って何処でも叫べるフランクな習慣

キレている人に即座になだめる他人

車椅子で困っている人に、瞬時に駆け寄るいくつもの愛

時計のない街

深夜ばったりと人影がなくなる道

黄色いタクシーと膝元のモニター

ガタガタな道路

一切英語を使わず母国語のみで通用するエリア

人種差別を感じない空気感

洗濯機を持たない共同使用のコインランドリー

フードスターのそのほとんどがサンタクロース


日本とは異なる素朴さとシンプルさと消費文化
取り敢えずこの2ヶ月で感じたマンハッタン